【Part3】製販分離ってなに?~分ける編~

業務のやり方を決めてしまおう
ん~困ったなぁ…。
どうしたんだね?
前回そろばん先生に教えていただいた「業務の見える化」をするために、皆に業務内容のヒアリングをして回ったんですけど…
ほぉ、一歩ずつ前に進んどるようじゃなぁ。感心感心。
ただ、業務工程や内容が人それぞれ違いすぎて、どう製販分離すれば良いのかわからなくて…
それでは、業務の定義を明確にすれば良いんじゃないか?
定義ですか?
業務の流れは会計事務所によって、ひいては職員によってやり方が異なる。なぜなら税法や会計基準はあるが、明確に決められたやり方は無いからだ。だったら君の事務所内でのやり方を決めてしまえばいい。
僕の事務所のやり方かぁ。
ナンバーワンにならなくても良い、オンリーワンになるのじゃ~!
は、はぁ…
業務の各工程を書き出してみよう
まずは業務の各工程を決めてみると良い。言わば、業務のレシピ工程を作るといった感じじゃな。
はい!
ここではレシピの各工程をJOBと呼ぶことにしよう。
月次監査という業務にはたくさんのJOBがある。一つ例を出すとすれば、行本先生の事務所では次の様なJOBが存在する。
「データ入手」「データ加工」「データ入力・残高確認」「入力事後処理」「IT巡回監査」「検証」「部長確認」「関与先説明資料出力」「関与先説明資料入手」「経営者との会話」「試算表等印刷指示」「試算表等出力」「試算表等確認」「所長確認」「試算表の発送」
なるほど~確かに僕のところではやっていないJOBもあります。
フローチャートのパターンを作る
JOBを確定させたら、つぎはフローチャートのパターンを作る。
フローチャートのパターン?
フローチャートとはJOBを組み合わせてできる業務の流れのことだ。
代行・自計、データ入手の方法に等よってどのJOBを組み合わせて業務を行うか変わってくるであろう。
そのため、何パターンかのフローチャートを作っておく必要がある。
そこまで定義づけてようやく製造部隊・販売部隊に役割分担ができるわけですね!
そうじゃ。「見える化」では、スタッフとお客様のどちらがどの業務を行っているのかを細部まで徹底的に洗い出して現状把握をすることが大切じゃ。
本来お客様がすべき工程を指導・指摘せずにスタッフが業務を抱え込んでしまっておるかもしれん。
お客様ごとに「どの作業を」「誰が」「何の目的で」しているのかを見える化することで本当に必要な仕事で時間を使っているか精査することができるんじゃ。
はい、頑張ります!!
製販分離を達成する2大ポイント
また、製販分離を達成するためには製造・販売の各担当者自身がそれぞれの担当業務をキチンと把握して理解することが一番のカギとなる。
各々が何の業務をすべきなのかを理解していないと、製販分離は成り立たない。
いつの間にか自分の範囲外の業務に手を出しちゃって結局役割分担じゃなくなっちゃう可能性がありますもんね。
そしてもう一つ重要なことは、製造・販売間のコミュニケーションをとれる環境を作ることじゃ。
伝達漏れを防ぎ、業務の円滑な進行に繋がるんじゃ。
確かに。複数人で一つのことをするにはコミュニケーションが不可欠ですよね。
スタッフ間の意思疎通ができていなければ、業務が円滑にいかないことで不満も溜まっていってしまう。
というわけで、わしも皆とコミュニケーションを取ろうと思う!
えっ!?(嫌な予感)
そろばん君の奢りで、これから皆でバーベキューじゃ~!うぇ~い!
えぇ~~~~!!!!!
対応会計ソフトメーカー一覧
アイ・エス・ビー ICS(※) アイ・シー・エス通商 IBM IFS
あさかわシステムズ アスコット アックスコンサルティング インターネットビジネスサービス インフォアジャパン
ウィ・キャン エーピーアイジャパン SAPジャパン SCSK エッサム
NEC エヌエムシイ 応研 大塚商会 OBC
オービック カーム Q-TAX 五大オーエー コンピュータユニオン
サクセス システムオリジン シスプラ キヤノンITソリューションズ セイコーエプソン
全国税理士データ通信 ソリマチ TKC デンサン 西日本コンピュータ
JDL 日本ビズアップ パイプドビッツ ハルシステム設計 ピー・シー・エー
ピクシス ビズソフト ファッズ 富士通 freee
フリーウェイジャパン マネーフォワード 三菱電機ビジネスシステム ミロク情報サービス 弥生
ワイエムジーソフト etc…
※2019年2月時点の対応となります。 ※50音順(敬称略)表記です。 ※ICSの財務・Atlasについては一部制約があります。
※記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
顧問先登録数に応じた料金体系
月額使用料は、基本使用料+ライセンス単価×契約ライセンス数となります。
フルパック
  • 基本使用料(税抜)
    ライセンス件数(@1,000円)
    月額合計料金(税抜)
    基本使用料(税抜)
    20,000
    20件の場合
    30件の場合
    50件の場合
    40,000円 / 月
    50,000円 / 月
    70,000円 / 月
監査パック・計画パック
  • 基本使用料(税抜)
    ライセンス件数(@800円)
    月額合計料金(税抜)
    基本使用料(税抜)
    15,000
    50件の場合
    60件の場合
    100件の場合
    55,000円 / 月
    63,000円 / 月
    95,000円 / 月
※月額料金にはソフト使用料・バージョンアップ・年間保守料を含みます。※ライセンス件数はフルパックの場合は20件、監査パック・計画パックの場合は50件からの契約となります。
顧問先登録数に応じた料金体系
月額利用料金は、基本料金10,000円+顧問先登録数に応じた料金となります。
1社あたり
月額1,000円(税抜)
10社ごとで
追加可能
シルバープランの場合
  • 顧問先登録
    20件の場合
    月額30,000円(税抜)
    月額基本使用料+20社×1,000円
  • 顧問先登録
    30件の場合
    月額40,000円(税抜)
    月額基本使用料+30社×1,000円
  • 顧問先登録
    50件の場合
    月額60,000円(税抜)
    月額基本使用料+50社×1,000円
ゴールドプランの場合
  • 顧問先登録
    50件の場合
    月額60,000円(税抜)
    月額基本使用料+50社×1,000円
  • 顧問先登録
    60件の場合
    月額70,000円(税抜)
    月額基本使用料+60社×1,000円
  • 顧問先登録
    100件の場合
    月額110,000円(税抜)
    月額基本使用料+100社×1,000円
※月額基本使用料10,000円に追加10件分のライセンスにつき10,000円が追加される計算です。※月額基本使用料にはソフト使用料・バージョンアップ・年間保守料を含みます。※顧問先登録数はシルバープランの場合は20件、ゴールドプランの場合は50件からの契約となります。